中途半端な正義感と
綺麗事に包まれた欲望が狂ってる、
しまりの悪い女が笑ってる
どっかのデッカイビルに
どっかのデッカイ飛行機が突っ込んで
ワクワクしてる自分が怖いんだ
まるで幻想
まるで幻想
真っ黒な夜と真っ白な愛
バランスは取れた世界は
マンホールみたいに冷めきって
涙の子供が膝を抱える
夜の街が綺麗すぎて
錯乱してしまうくらい
街灯に写る残像が歌う
虚ろな目で
手のなる方へ
乾いた声で
手のなる方へ
虚ろな目で
手のなる方へ
乾いた声で
夜が溶けていく
夜が溶けていくんだ
夜が溶けていく
人が笑う
夜が溶けていく
人が笑うんだ
いったいだれが望んだこの街の景色なのか
いったいだれが望んだこの世界の景色なのか
いったいだれが望んだこの街の景色なのか
いったいいつまでこんな目眩は続くんだろうか
虚ろな目で
手のなる方へ
乾いた声で
手のなる方へ
虚ろな目で
手のなる方へ
乾いた声で
夜が溶けていく
夜が溶けていく
星に溶けていく
空に消えていく
夜が溶けていく
人が笑う
夜が溶けていく
人が笑う
夜が
人が
笑う顔さえ
揺れて
溶けて
全て消えていく